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Posted on 2019-12-07 「筒付き茶杓づくり」を開催しました。
星野村より荒川茂さんを講師にお招きし、茶杓作りを開催しました。
本来ならば、竹の乾燥からはじまり、細かな手順を追って長期間かけて作るものなのだそうですが、荒川さんが学んで来た方法からさらに独自に研究した作り方があり、1 日で作れるやり方を学びます。
1日で出来る内容とはいえ、なかなかの本格派。好みの竹を選ぶところからはじまり、竹を割って、バーナーで熱して曲げ、削り出し、磨きます。
バーナーでのあぶり加減や、なれない小刀での削り出しにみなさん苦戦したり、じっくり集中したりしながら、様々に、斑の入り方や風合い、形が異なるその人らしい味わいの茶杓が出来上がりました。既製品にはない、なんとも言えない味わいです。
合間に茶懐石と薄茶も楽しみ、予定していたお時間より大幅に過ぎてしまいましたが、お時間ゆるす限り取り組み、茶杓を入れる筒まで完成させました。
茶杓に付けた銘もそれぞれに、世界にこれしかないと言えるとっておきの一本が仕上がったのではないでしょうか。ぜひご愛用ください。



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