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Posted on 2020-11-24
11月23日 彫刻「母の膳」寄贈式が行われました。

筑後地区を中心に長年、外国人留学生の地域交流支援活動を行なってきた「あしたの会・九州」が活動20周年を期に解散することとなり、その活動の記念として、活動の発端となり拠点ともなった旧大内邸に彫刻を寄贈いただきました。

「母の膳」知足美加子 2020年

彫刻を制作されたのは、彫刻家であり、九州大学芸術工学研究院教授である知足美加子先生。
これまで九州北部豪雨災害の被災地である朝倉の小学校に贈られた、被災木で作られた「朝倉龍」や、同じく被災木で作られた「花開童子と福太郎童子」など、その土地に暮らす人々をアートの力より深いところから支えてくれるような作品を制作されています。

今回、旧大内邸に寄贈いただいた作品の名前は「母の膳」。
本作に特定のモデルはいませんが、「母」をテーマに作られています。母の姿を通じて、料理を作る思い、日々守り育む行いを届けたいという願いが込められています。

寄贈式には、知足美加子先生をはじめ、八女市三田村統之市長、あしたの会のみなさんが集いました。

除幕で作品がお目見えすると、みんなが集まり歓声をあげました。

ふだんは食事の提供をお休みしていますが、この日は旧大内邸代表の田中真木さんの手料理がふるまわれました。歌とアコーディオン、踊りの出し物もあり「母の膳」像のやさしいまなざしに見守られながら、楽しいひと時を送りました。




本作は、旧大内邸大広間に展示しています。
ご来館の際は、ぜひご覧ください。

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